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GALIL-MG 5/8

   

ヘッド         スズ−ビスマス−アンチモン合金 重量5/8OZ
ワイヤー       0.9mmSUS304WPB
ブレードサイズ WウィローF#3.5R#4.5
              TウィローF#4R#4.5
フック        ガマカツスピナーベイトフック 5/0
ヘッドカラー 5色

定価2000円(税別)●フロントブレード交換KITも出ました。


5/8ozと重めのヘッドウェイトですが、比重の軽いスズベースの合金を使用しているため見た目のヘッドボリュームで想像するよりもかなり軽いです。鉛と比べて約2/3の比重になっています。
この合金のおかげで、重さの割りに沈みが遅く浅い所で気持ちよく使っていただけます。
比重が軽いとは言っても実重はそれなりにあるので、重さを生かして遠投&ガーグリングとかバジングでシャローをスピーディーに攻めていただきたいデス。
点の釣りではなく、面や線の釣り。具体的には手当たり次第カバーを撃つ使い方より、巻いて通すような使い方のほうがが向いていると思います。
なので、ポイントが絞りにくい大河川下流部とか天然湖のような大場所向きだと思います。
特に河川は大水が出るたびに地形やカバーが変化するので出番が多いかと思います。
また、タンデムウィローモデルはロングフォールでもきっちり仕事をするので、カーブフォールを多用するリザーバーでも使いやすいです。

タンデムウィローモデルは、スピナーベイトで使う全てのテクニックをこなせるように、ブレードサイズを選んでセットしています。
オールマイティモデルとして使ってみてください。

ダブルウィローモデルはファストリトリーブ時の姿勢が安定する事を最優先にブレードを選んでいます。
早巻きしないと見切られてしまうような場面での出番が多いです。
おなじスピードで巻くならタンデムよりも浮きにくくやや深いとことを巻けるので、中層を意識して使うのもアリです。

ブレードは前後交換できるので、お手持ちのスペアブレードで色々試してみるのも、面白いです。フロントブレードは【タンデム⇔ダブル換装KIT】も出しているのでぜひ購入してみてください。少しの予算で2タイプ使えてお得です。
大きめの#6コロラドとか持っていたら、Rブレードの交換でダブルコロラドとかもおすすめです。

アームのセッテイングですが出荷時にはFアームとRアームの挟み角が約30度。
ロアアームとFアームの挟み角が95度前後で調整して、フロントブレードとRアームの接触頻度は低めにセットしています。
ダブルウィローモデルはあまりいじらない方が良いですが(ピーキーなので)、FアームとRアームの角度を狭くする事で接触頻度が上がります。
もちろんダブルWモデルでも同じことが起きるわけですが、コロラドの方が接触しながらもブレードが回り続けるのでセットが楽です。
ダブルWのほうは接触すると、回転が乱れてイレギュラーなフラッシングが出ます。ブレードが細長い分ブレード同士の接触も起きます。
コロラド比べて立ち直りが遅いので、あまり深くあたるとブレードの抵抗が抜けて巻き心地がよくないので、浅めに時々あたるくらいがベストです。
がちがちに当るのもまあ良く釣れるのですが、トータルバランスは崩れるので使いずらくなります。裏技?位に考えてください。


【リングの役目は?】

一番の目的はウィードとかごみの進入防止です。Fブレードの挟み込み防止の役割もあります。
ここの隙間にひも状の物が挟まると、スリーブの下でがっちりロックされて外れなくなります。無理にはずすとアームが変形してしまうので、トラブルを未然に防ぐ為にあらかじめリングでガードしています。
 
その他の効果としては、キャスト時のストレスや魚とのやり取りでアームが変形してくるのをなるべく抑えるためと、リトリーブ時のアームの振動をある程度おさえて(主に上方向)ブレードとの干渉を安定させる為です。
出荷時には#3スプリットリングがはまっていますが、リング状のものなら何でもOKなので
打ち抜きリングやゴムなどに変更するのもありです。
ゴム等のやわらか素材に変更するとRアームの暴れ方が変わるので、チューンしてみるのもいいでしょう。
交換はFブレードをはずせば、上から抜き差し出来ます。セットしたリングにアームから軽くテンションが掛かっていればOKです。
 
普通に使用している分には、リングが定位置からずれる事はあまり無いのですが、魚を獲った後とか、ごみをはたいた後には、リングがずれていないか必ずチェックしてください。